技術情報

発ガン性は、ありますか?2012.4.10

現時点で、我が国において、ロックウールを取扱った人から肺ガンの発生報告はありません。また、以前、海外、特に欧州において、ロックウールを取扱った人と取扱わなかった人の疫学調査では、ロックウールを取扱った人の肺ガンの発生が有意に高かったとの報告がなされましたが、最近、このフォローアップ 調査として、症例―対照研究が行われた結果、ロックウール取扱いによる肺ガン増加は認められなかったとの結論になっています。 現在、IARC(国際ガン研究機関)では、ロックウールはお茶と同じ位置づけのグループ3(人に対する発ガン性の分類が出来ない)になっており、安全な物質に分類されます。

IARC(国際がん研究機関)による発がん性区分
分類 内容
グループ1 発がん性あり アスベスト・煙草・アルコール飲料等 87品種
グループ2A たぶん発がん性ある 紫外線・ディーゼル車排ガス等 63品種
グループ2B 発がん性の可能性がある コーヒー・ピクルス・ウレタン・ガソリン等 236品種
グループ3 発がん性に分類しない ロックウール・茶等 496品種
グループ4 発がん性がない カプロラクタム1品種のみ
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